侍J・稲葉監督、今後もイチローにアドバイス求める「真剣に考えてくれている」

[ 2018年5月19日 13:50 ]

東京五輪応援イベントでトークショーを行う侍ジャパンの稲葉監督
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 野球の侍ジャパン・稲葉篤紀監督(45)が19日、マリナーズ会長付特別補佐に就任したイチロー(44)に今後もアドバイスを求める意向を明かした。同郷のイチローとは親交があり、WBC打撃コーチだった17年には「動くボール」について質問すると簡単には攻略できないとした上で「アメリカの投手は自分のウイニングショットを打たれるのは嫌なはず」とアドバイスされたという。

 今月初旬、イチローが会長付特別補佐に就任した際もメールすると「自分のやるべきことをしっかり話しておく」と返信が来た。侍ジャパン指揮官としてアドバイザー的な役割を求めることには「イチローの気持ちを考えると、僕の希望を押しつける訳にはいかない」と話した。それでも個人的には事あるごとにメールなどで近況報告していくという。「機会があればどんどん聞いていいかな。イチローは今でも(侍ジャパンを)真剣に考えてくれている。的確なアドバイスも多かった」と話した。

 この日は都内で行われた東京五輪応援イベントに出席。侍ジャパン監督に就任して初めての公の場に登場したが「2年後が今から楽しみです。東京五輪での目標は当然金メダル。メダルを取って皆さんの喜ぶ顔が見たい」と意気込み、場内の拍手を誘っていた。

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