慶大、延長サヨナラ勝ちで優勝に王手 4番・郡司が熱戦に終止符

[ 2018年5月19日 14:29 ]

東京六大学野球春季リーグ戦第6週第1日   慶大4―3明大 ( 2018年5月19日    神宮 )

 慶大が明大を延長10回の末、サヨナラ勝ちで下し2季連続優勝に王手をかけた。

 2点を追う慶大は9回、四球を足がかりに内田蓮(4年=三重)の右前打、盗塁で無死二、三塁の同点機を作った。ここで先発の森下暢仁(3年=大分商)が暴投して1点差。四球の後、併殺の間に同点に追いつき延長戦に突入した。

 10回は先頭の柳町達(3年=慶応)が失策で出塁すると、4番の郡司裕也(3年=仙台育英)が左中間を破って決戦に終止符を打った。

 慶大・大久保秀昭監督は「こんな勝ち方があるんだね。9回によく追いついたし、本当によく粘ってくれた。大したもんです。明大と良い試合ができて、本当に楽しかった」と感無量の様子。

 サヨナラ打の郡司について「打てる捕手はやはり魅力。監督としてもすごく鍛えがいのある選手」と称えた。

 慶大は20日に勝つと8勝1敗、勝ち点4となる。早慶戦に連敗しても勝ち点、勝率で明大が上回ることができず2季連続36回目の優勝が決まる。

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