巨人 高木京介が支配下復帰「感謝の気持ちでいっぱい」 「真摯に」再出発誓う

[ 2018年3月23日 16:10 ]

支配下契約になり鹿取GM(左)と新しいユニホームを披露する高木京介
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 巨人は23日、育成契約の高木京介投手(28)と支配下選手契約を締結したことを発表した。この日のオープン戦を前に、高木は東京ドームで記者会見を行い、「サポート、応援をしていただいた関係者の皆さま、ファンの皆さまに感謝の気持ちでいっぱい」と語った。背番号は入団1年目につけていた57に決まった。

 高木は会見で「ここまでくるまでにたくさんのサポート、応援をしていただいた関係者の皆さま、ファンの皆さまに感謝の気持ちでいっぱい」と感謝。「これからまた真摯に野球に取り組み、ジャイアンツに貢献することで恩返しをしていきたい」と決意を語った。

 高木は16年3月に野球賭博への関与が判明。同月に契約を解除された。1年間の失格処分中は、国学院大時代の関係者や知人の協力を得ながら練習を重ねてきた。処分が解けた17年3月に巨人と育成選手として再契約。「球団、関係者の皆さまには感謝してもしきれないです」と頭を下げていた。

 野球賭博に関与した事実は消えないが、昨年は3軍の一員として若手の選手らとともに長距離バス移動なども経験。3桁の背番号をつけてひたむきに野球に取り組む姿には、球団内からも「もう一度、頑張ってほしい。チャンスをあげてほしい」という声が多数を占めた。

 今季はここまでオープン戦4試合に登板し、防御率1・80。貴重な中継ぎ左腕として結果を出し続けており、斎藤投手総合コーチも「もうじき、いいお知らせ(支配下登録)が届くんじゃない?」と高評価を下していた。

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