国学院栃木18年ぶり甲子園白星 3投手継投で1点差逃げ切り 英明は春1勝ならず

[ 2018年3月23日 14:53 ]

第90回選抜高校野球大会第1日・1回戦   国学院栃木3―2英明 ( 2018年3月22日    甲子園 )

<英明・国学院栃木>3回2死一、二塁、国学院栃木・毛塚は右中間に2点適時三塁打を放つ
Photo By スポニチ

 第90回選抜高校野球大会第1日は23日、甲子園球場で1回戦が行われ、第2試合は国学院栃木(栃木)が3投手の継投で1点リードを守り切り、3―2で英明(香川)に勝利。聖地で2000年以来18年ぶりとなる白星を挙げた。

 国学院栃木は初回1死一塁、3番・青木の右翼線適時打に相手失策も絡んで1点を先制。3回には近藤、青木の安打から2死一、二塁の好機を築くと、5番・毛塚が右中間へ2点三塁打を放って3―0とリードを広げた。

 国学院栃木の先発・水沢は3回まで毎回走者を出しながらも無失点で切り抜けたが、4回に制球が乱れて2安打3四球で2失点。打球を体に受け、2番手・渡辺にマウンドを譲った。渡辺は1死満塁のピンチを併殺で切り抜けると、5、6回も走者を出しながらも無失点に抑えて背番号10の宮へバトン。宮は9回に2死から一、三塁としたが、最後は千原を空振り三振に仕留めた。

 英明は先発の2年生右腕・黒河が11三振を奪って9回7安打3失点、139球の力投を見せたが、春初勝利はならず。3点を追う4回、黒河の右前打と2四球で1死満塁とすると、山下の押し出し四球と続く中川の投手強襲内野安打で1点差に迫ったが、続く加藤は二ゴロ併殺打。9回も2死から一、三塁としたが、あと1本が出ず初戦で涙をのんだ。

続きを表示

この記事のフォト

2018年3月23日のニュース