明秀日立・細川、完封&一発誓った 兄・成也ばりのフルスイング

[ 2018年3月23日 05:30 ]

ブルペンで投球練習をする細川
Photo By スポニチ

 明秀学園日立(茨城)の最速144キロ右腕・細川が「完封&一発」宣言だ。23日の瀬戸内(広島)戦に向けて兵庫県尼崎市内で練習を行い、ブルペンで50球。「今までで一番と言っていいくらい調子がいい。完封できればいい」と力を込めた。21日の練習で70球を投げた後、金沢成奉監督の部屋に呼ばれた。下半身の体重移動を意識するように助言を受けると、調子が上向いた。

 同校OBの兄は、DeNAの2年目外野手・成也だ。打撃でも5番を打ち高校通算12本の細川は「兄の振りを見て自分もフルスイングするようになった。本塁打を打ちたい」と兄貴流のフルスイングで一発も狙う。甲子園出場できなかった兄から「緊張しないで声援を力に変えて頑張れ」と激励も受けた。「兄の意思を背負って諦めず戦いたい」と誓った。 (渡辺 剛太)

続きを表示

2018年3月23日のニュース