開幕投手のDeNA石田 3連発浴びるなど4失点もラミレス監督「全体的には悪くなかった」

[ 2018年3月23日 16:49 ]

オープン戦   DeNA0-4西武 ( 2018年3月23日    メットライフD )

<オープン戦 西・横>6回4失点だった石田
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 DeNAは開幕投手に決定している石田健大投手が初回に3者連続ホームランを浴び、打線も散発3安打で無得点といいところなく敗れた。

 石田は初回2死から3番浅村、4番山川、5番中村と右のクリーンアップに立て続けにスタンドに放り込まれた。浅村と中村は144キロ直球。山川には122キロのチェンジアップを捉えられた。

 「自分がしっかりコースに投げきれなかったから。外と中の出し入れ。しっかりインコースに投げていければホームランは減らせると思う」と反省した石田。

 ただ、5回2死から金子侑に左翼線二塁打されるまで、そこから打者12人に対し安打を許さなかった。しっかり修正し、「苦しんだけどいい勉強だし、全体的には球のかかりも良かった」と石田。結果的に99球で6回を投げ抜き、5安打4失点、6奪三振1四球だった。

 ラミレス監督も「初回はああいう形になったが、全体的には悪くなかった」と責めることはせず。「1イニング5安打とかで点取られるよりは全然いいと思う。西武の3、4、5番はああいうことができる、能力のある良いバッター」と相手クリーンアップを称えた。

 3安打零敗の打線に関しても「あまり気にしていない。雨で中止や移動など、試合していない間が空いたので。明日は全く違う日になると思う」と意に介さずといった様子。

 終盤の7回裏からは三塁の宮崎を下げ、柴田を二塁で投入。二塁の倉本を三塁へ移した。「柴田と大和の二遊間はコンビネーションも良く守備力は上がる。宮崎に何かあった場合や、終盤で今日のように宮崎に打席が回ってこない時などのオプションになると思う」とレギュラーシーズンを見据えたテストにも抜かりはなかった。

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2018年3月23日のニュース