DeNA東4・4にも本拠デビュー 実戦3戦もラミ監督絶賛

[ 2018年3月23日 05:30 ]

キャッチボールする東
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 DeNAのドラフト1位・東克樹投手(22=立命大)のデビュー戦が、4月4日からの阪神2連戦(横浜)に内定した。練習試合を含めた実戦登板はわずか3試合で、今後も25日の西武戦(横浜)で1イニングの中継ぎ登板し、その後はイースタン・リーグでの調整となる。異例のステップとなるが、アレックス・ラミレス監督(43)は新人左腕を自信を持って送り出す。

 横浜スタジアムでの全体練習が終了してから3時間後、ウエートトレーニングと酸素カプセルでのケアを終えた東は「状態としては凄くいい。きのう(21日)のブルペンで50球投げたけど、プロに入って一番良かった」と笑った。30日の開幕まで1週間あまり。ルーキーの状態もモチベーションも日に日に上がっている。

 19日のセ・リーグファンミーティングでラミレス監督から開幕ローテーション入りを「公開通達」され、デビュー戦については、4月4日からの阪神2連戦が内定した。左肩の違和感を抱える今永が間に合うかどうかで、初戦か2戦目かが決まるが、指揮官は「投げるたびに良くなっている。見たかったものは見せてくれているので心配はない」と自信を持って送り出す。

 デビュー戦へ向かう道のりも異例のものとなる。ここまで練習試合を含めて実戦登板はわずか3試合。首の軽い張りなどもあったため、11日の日本ハム戦が最後だ。次回はオープン戦最終戦となる本拠地での25日西武戦で、わずか1イニングの中継ぎ登板を予定。28日か29日のイースタン・リーグ、西武戦(ともに平塚)が最終調整の場となる。長い回を投げることなく開幕へ向かうことになるが、東は「気にしていない。(開幕後に)試合の中で慣れていければいい」と言ってのけた。

 登場曲は人気バンド「クイーン」の「DON’T STOP ME NOW」に決めた。「この世界に入って初めてのシーズンが開幕する。楽しみで仕方ないですね」。その表情に不安な様子は少しもなかった。 (重光 晋太郎)

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2018年3月23日のニュース