阪神・川藤OB会長 若手に過激指令 大和FA行使なら「“どうぞ”と言えばええ」

[ 2017年11月11日 08:28 ]

キャンプを視察する川藤OB会長(中央)
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 阪神の秋季安芸キャンプを訪れている川藤幸三OB会長(68)が10日、若い選手に「遠慮はいらん。“大和さん、どうぞ出ていってください”と言えばええんや」と、本音むき出しの発言を勧めた。

 国内FA宣言を行使して他球団と交渉することが確実になった大和について「そりゃ、あいつもかわいいよ。今は選手にはFAという権利があるんだから使えばいい」と理解した上で、「でも、じゃあ、ここにいるヤツらには大チャンスなんや。みんな心の中ではそう思っとる。はっきり言って儲けもん、こんなおいしいことないぞ」と二遊間を奪い合う糸原、植田、北條、森越、板山、大山らに、もっとガムシャラさを出せと指摘。ここでは上下関係は不要だと説いた。

 「ワシも現役時代は先輩たちに“早よ辞めてください”とか“他球団に出ていってください”とか直接言うとった。プロの世界なんだから厚かましさも大事。それを言われて“やかましいわ”って言うヤツもおらんよ」

 9日の紅白戦では糸原、北條が2安打ずつ。植田も3四球を選びアピールしているが、先輩を蹴落とすぐらいの迫力はまだ感じておらず、不満顔だった。

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2017年11月11日のニュース