ツインズ&ブルワーズ ダル獲り参戦 来季Vへ先発補強が不可欠

[ 2017年11月11日 06:30 ]

ドジャースからFAとなったダルビッシュ(AP)
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 ツインズとブルワーズが、ドジャースからフリーエージェント(FA)となったダルビッシュ有投手(31)の獲得に乗り出すことが9日(日本時間10日)、分かった。両軍とも今季地区2位に終わり、優勝を狙うには先発投手の補強が不可欠。ド軍は再契約に慎重な姿勢を見せており、FA市場の目玉となるダルビッシュ争奪戦が始まった。

 ツインズの関係者は「ダルビッシュの代理人に連絡を取って、参戦はしている」と明かした。昨季はア・リーグ中地区で最下位に沈んだものの、今季は85勝77敗で2位と大躍進。サノ、バクストンら20代の野手が急成長し、ワイルドカードにも進出した。その一方で、同地区で17ゲーム差をつけられた1位のインディアンスに比べると、先発投手は見劣りするのが現状だ。エース格の投手がいない。

 そこでダルビッシュ獲得を狙う。同関係者は「他球団のエースをトレードで獲りにいくと(交換要員で)若手の有望株を失う。(FAの)先発投手の年俸は最高で1400万ドル(約15億8000万円)ぐらいだが、今回は巨額の出費を覚悟している」と話す。サド・ラバインGMは昨季までレンジャーズのGM補佐としてダルビッシュをサポートしてきたため、信頼関係ができているのも大きい。

 ナ・リーグ中地区2位のブルワーズもダルビッシュの獲得を目指している。今オフの補強ポイントは先発投手。12勝を挙げたエース格のネルソンが9月に右肩を痛めて手術を受け、来季も前半戦は絶望的となった。あと一歩で地区優勝に手が届くだけに、どうしても先発投手が欲しい。

 ダルビッシュはアストロズとのワールドシリーズ第7戦に先発し、2回途中5失点で敗れた直後、残留希望を表明した。ただ、ド軍のアンドリュー・フリードマン編成本部長は「FA市場などを調査して、一番いい選択肢を考えていかなければならない」と話すにとどめ、地元メディアでは残留の可能性は低いとしている。マルティネス(ダイヤモンドバックスからFA)、ホスマー(ロイヤルズからFA)ら大物野手に資金をつぎ込もうとする球団が多い中で、ダルビッシュ獲得のチャンスはある。

 ≪ツ軍&ブ軍先発投手事情≫ツインズは34歳のE・サンタナが16勝を挙げたものの、ブレーブスを戦力外になって7月にマイナー契約を結んだ現役最年長44歳のコローンをローテーションに入れるほど、先発陣が不足。チーム防御率4.59はリーグ9位だ。ブルワーズはデービーズがリーグ2位の17勝、アンダーソンも自己最多の12勝を挙げた。しかし、来季は右肩を手術したネルソンが前半戦不在のため、先発層が薄くなる。

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