重信盗塁成功率100%「2番・中堅」で大暴れ2盗塁

[ 2017年2月27日 06:50 ]

オープン戦   巨人2―6ロッテ ( 2017年2月26日    那覇 )

<巨・ロ>1回2死一塁、打者・阿部の時、二盗を決めた重信は送球が逸れる間に三塁に向かう
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 巨人の2年目・重信が自慢の俊足で猛アピールした。ロッテとのオープン戦に「2番・中堅」でフル出場。初回1死から内野安打で出塁して二盗に成功すると、捕手の悪送球の間に三塁まで進んだ。「塁に出れば走るという気持ちでやっている」。先頭打者だった4回には相手失策で出塁すると、2個目の盗塁に成功。続くマギーは右飛だったが、タッチアップで三塁へ。4番・阿部の中犠飛で生還し、無安打で1点をもぎ取った。高橋監督も「ああいう形で点を取れるのは大きい。塁に出れば自分を生かすことができる」と褒めた。

 紅白戦を含む実戦6試合で6盗塁。しかも失敗は0で「自分の持ち味はスピード。安打0本でも点を取る形ができればいい」と話す。今キャンプでは、スライディング技術の向上に取り組んできた。「塁に近づいたときに外に膨らまず、真っすぐ塁に入ることを意識している」。昨季のチーム盗塁数はリーグ4位の62で、広島(118個)の約半数だった。足を絡めた攻撃でチームの得点力をアップさせるためにも、開幕まで走りまくって定位置をつかみ取る。(重光 晋太郎)

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2017年2月27日のニュース