菊池に負けん!山田、野手唯一特守 仁志コーチマンツーマン指導

[ 2017年2月27日 06:43 ]

侍ジャパン強化合宿

仁志コーチ(右)の指導で併殺プレーを練習する山田
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 もっとうまくなりたい。貪欲な姿勢を行動に移した。全体練習後に行った二塁での特守。ヤクルトの山田は「併殺の時に、(一塁への)送球が緩くなるのでステップワークをやりたいです」と仁志内野守備走塁コーチに助言を求め、30分以上のマンツーマン指導を受けた。

 二塁の定位置争いは激しい。侍ジャパン初の実戦となった前日のソフトバンクとの練習試合では菊池が二塁で先発して3安打。山田はDH(途中から一塁)で4打数無安打と対照的な結果になった。さらに菊池は広い守備範囲と球際の強さで昨季まで4年連続ゴールデングラブ賞を受賞。守備面で追いかける立場の山田は史上初の2年連続トリプルスリーを達成して打撃のイメージが強いが「守りでリズムをつくれば投手を助けられる」と守備面の意識も高い。

 他の選手が特打を行う中、野手陣で唯一、特守を選んだ。遊撃の位置に入った奈良原ヘッドコーチのあらゆる角度からの送球を受けると、勢いをつけて二塁ベースに入ったり、ベース上にとどまったまま素早く一塁に送球したり、さまざまなステップワークを試みた。

(「いろいろ勉強」/) 巨人時代に二塁手として4度のゴールデングラブ賞を受賞した仁志コーチも実演指導。山田について「良くなったと思う。試合でできるかは別だけど準備をすることが大事」と評価し、山田も「ピボット(ステップワーク)のコツ、体をどう使えば強い球が投げられるか。仁志さんの考え方をいろいろ勉強させてもらいました」と感謝した。

 昨秋の強化試合では不慣れな三塁も守って悪送球するなど精彩を欠き、打撃にも影響して打率・077だった。そのため本職の二塁で固定されるWBC。小久保監督の配慮に応えたい気持ちは強く「いろいろ試してみて迷った時に引き出しがあった方が、この先うまくいく」と守備力向上を目指す。 (平尾 類)

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