辻新監督に“ノーベル賞級”難題?永江に打撃理論伝授

[ 2016年10月15日 06:47 ]

フェニックスリーグを視察訪れるも阪神に敗れ、早速頭の痛い?辻新監督
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 宮崎でのフェニックス・リーグを視察中の西武・辻新監督が阪神戦(南郷)の試合後、遊撃の定位置を狙う5年目・永江に打撃指導を行った。

 就任後指導するのは初めて。首位打者を獲得した経験を基に「力で振るんじゃない」などと身ぶり手ぶりで約45分にわたって打撃理論を伝授した。

 守備は球界でもトップクラスだが、打撃に大きな課題を抱えている。今季は主に守備固めで打率・162。指揮官も2年目に当時の広岡達朗監督に「バットを短く持て」と助言されて打撃が開眼した。

 永江は同じ佐賀県出身。鈴木葉留彦球団本部長から「あいつを打たせるようにできたらノーベル賞もの」と言われたことを明かし「きっかけをつかんでほしい」と期待した。永江も「熱心に指導していただけたので結果を出して恩返ししたい」と話した。(重光晋太郎)

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2016年10月15日のニュース