ソフトB・長谷川 流れ呼び込む先制弾「まだみんなと野球がしたい」

[ 2016年10月15日 17:44 ]

パ・リーグCSファイナルS第4戦 ( 2016年10月15日    札幌D )

2回1死 長谷川は中越えソロを放ち雄叫びを上げる
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 3年連続の日本シリーズ進出へ後がないソフトバンクは、3本塁打で効果的に加点しファイナルステージ2勝目。前日はスタメンを外れた選手会長の長谷川が、負けられない一戦で流れを呼び込む大きな一発を放った。

 ポストシーズン打率1割台と不振に苦しみ、2試合ぶりのスタメン復帰。「まだみんなと野球がしたいという気持ちで試合に臨んだ。きのうの負けは僕にも責任がある。きょうは絶対にチームを勝たせるバッティングをしようと思っていた」と2回の先制ソロを振り返った。

 4回に今宮、6回に松田も本塁打を放つなど一発攻勢で加点。「これがホークスです。チームのみんなともっともっと野球がやりたい。明日もぜったいに勝ちます」と語ると、札幌ドームに詰めかけたホークスファンから大きな歓声が上がった。

 ファーストSから計5試合中4試合で先制を許していたソフトバンク。工藤監督は、敗れた前日の試合後に「追い掛けるより追い掛けさせる展開にしたい」と語っていた。指揮官の期待通りの試合運びで、日本ハムの日本シリーズ進出に“待った”をかけた。

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