「神ってる」一番打者・田中　打率・８８９、出塁率は・９１７

セ・リーグＣＳファイナルＳ第３戦 （ 2016年10月14日    マツダ ）

＜広・Ｄ＞１回裏無死、田中は中前打を放つ。投手井納
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　広島・田中が３打数３安打１四球で、ひとり気を吐いた。「いい感じで打席には立てています。でも勝たないと、打ってもあまり意味がないです」

　初回に中前打、３回１死で二塁内野安打、６回先頭で四球を選び、８回１死一塁では右前打で一、三塁と好機を拡大させた。今回のＣＳ３戦は９打数８安打の打率・８９９、さらに３四球を選んでおり出塁率は・９１７まで跳ね上がる。新人だった１４年の阪神とのＣＳファーストＳでも２打席２出塁。通算成績では１４打席１３出塁（・９２９）と、「神ってる」活躍ぶりを見せている。

　しかし０―３の６回無死一塁、一塁走者で走塁死。打者・菊池のときにワンバウンドで捕手・戸柱が前にはじいた際に跳びだした。「僕が走塁ミスをしました。つられてしまった。冷静にならないといけなかった」と反省も忘れなかった。