高山 グッズ売れ行きで先輩超え?「例年の新人にはないぐらい」

[ 2016年9月22日 05:30 ]

広島駅に到着した高山

 阪神の高山が先輩の鳥谷、藤浪超えを視界にとらえた。注目度の高いドラフト1位入団を経てグラウンドでも堂々の成績を残したことから関連グッズは開幕当初から注文が殺到し、一時は品切れ状態が続いたほど。シーズン終了前で最終的な数字は未確定ながら、近年の球団新人では鳥谷や藤浪の1年目の売り上げをしのぐほどの盛況ぶりだという。担当者が明かした。

 「レプリカユニホームは間違いなく例年の新人にはないぐらい売れています。現状、チーム内でも1、2番を争うほどです」

 新人王を獲得した際についても「もちろん記念グッズの作製も検討している。ニーズはあるはず」と明言。既に4年ぶりBクラスが確定したチーム内で希望の存在として一層の期待を膨らませた。

 19日の巨人戦では先制ソロを含む3安打で今季の本拠地では待望の初G倒に貢献。13度目の猛打賞も記録し、2リーグ制以降の新人最多記録である58年の長嶋(巨人)にあと「1」と迫った。通算131安打を積み重ねて98年の坪井が記録した球団新人最多まで4本。記録更新の懸かる残り6試合で見どころは多い。

 22日の広島戦に備えて移動した高山は「(安打記録について)まだ分からないです」と話すにとどめた。周囲の盛り上がりとは別に静かに目の前の一戦に意気込んだ。 (久林 幸平)

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2016年9月22日のニュース