オリ小松引退 08年15勝新人王も…13年以降白星なし

[ 2016年9月22日 05:30 ]

今季限りで引退することを発表したオリックス・小松

 オリックスは21日、小松聖投手(34)が今季限りでの現役を引退すると発表した。22日に引退会見を開く。

 06年ドラフトの希望枠でJR九州から入団。08年には15勝3敗、防御率2・51で新人王に輝き、チームの2位躍進にも貢献した。09年にはWBC日本代表にも選出され、連覇に貢献。お立ち台ではものまねタレント・山本高広の「キターッ!」を叫ぶなど明るい性格でファンからも愛された。

 初の開幕投手を務めた09年以降は調子を崩し、3勝を挙げた12年を最後に白星を挙げられなかった。今季も2度目の出場選手登録抹消となった6月18日以降は1軍昇格がなく、3試合で0勝1敗、防御率8・10。自ら引き際と判断したようだ。通算成績は158試合に登板し、25勝26敗1セーブ、防御率4・36。

 ◆小松 聖(こまつ・さとし)1981年(昭56)10月29日生まれ、福島県出身の34歳。勿来工、国士舘大、JR九州を経て、06年の大学生・社会人ドラフト希望枠でオリックス入団。2年目の08年に15勝で新人王獲得。09年には日本代表でWBC出場のほか、開幕投手も務めた。通算成績は158試合で25勝26敗1セーブ、防御率4・36。1メートル80、80キロ。右投げ右打ち。

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2016年9月22日のニュース