黒田 新井に広島県民栄誉賞「光栄なこと」

[ 2016年9月22日 17:26 ]

広島県民栄誉賞の顕彰式でブロンズ像を授与された新井(左)と黒田 

 広島県は22日、プロ野球広島カープの黒田博樹投手と新井貴浩内野手に、県民栄誉賞を授与した。本拠地・マツダスタジアムでの試合前に湯崎英彦知事が記念品などを贈り、今季それぞれが成し遂げた日米通算200勝、通算2000安打の偉業をたたえた。

 曇り空の中、グラウンドで表彰された両選手に、スタンドに詰め掛けたファンは「おめでとう」と声援を送り、大きな拍手。2人は手を振るなどして応えていた。

 これに先立つ取材で、黒田は「一時期は米国に行っていたが、カープでずっとプレーしてきたのでうれしい」。新井は「光栄なことで、お世話になった方々に感謝したい」と話した。

 広島市西区の会社員上田麻希さん(38)は「球場がこんなに観客でいっぱいになるのは2人がいるからだと思う」と、功績に脱帽した。

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2016年9月22日のニュース