ソフトBドラ1高橋“プロ初勝利”2軍で救援、3回無安打

[ 2016年6月8日 08:38 ]

<ウエスタン ソ・中>2番手で登板し3回無失点の高橋

ウエスタン ソフトバンク3―2中日

(6月7日 ヤフオクドーム)
 ソフトバンクのドラフト1位右腕・高橋が2度目のウエスタン戦登板となった7日の中日戦(ヤフオクドーム)で3回を無安打に抑え初勝利を手にした。

 「勝利(投手)という実感はないですが、3イニング抑えられたのは良かったです」

 2番手として4回からマウンドに上がった。先頭の5番松井佑を外角直球2球で追い込み、3球目も同じ外角144キロ直球で見逃し三振に仕留めた。2死から四球を与えたものの、これが唯一許した走者だった。MAX146キロは前回(5月28日・広島戦)より2キロ遅く「ストレートが全然走っていなかった」と不満顔。それでも高村2軍投手コーチは「順調に来ている。自分のリズムを崩すことなく投げていた。おどおどするところも見せなかった」と高卒ルーキーらしからぬマウンドさばきに感心していた。

 投球回数を2回、3回と伸ばし、いよいよ次回は先発登板の予定だ。10日から始まる3軍の韓国遠征の1試合に登板し、その後は2軍で先発を重ねていく。「またこの舞台で投げられたらなと思いました」。初めての本拠地登板で高橋の目標がより明確になったようだった。(田中 貴久)

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2016年6月8日のニュース