阪神 フロントも新体制 南球団社長が退任、後任は四藤専務

[ 2015年10月20日 05:30 ]

ポーズをとる(左から)南球団社長、坂井オーナー、金本監督、四藤球団専務

 金本知憲新監督を迎えた阪神はフロントも新体制で再建に向かう。南信男球団社長(61)が退任し、後任には四藤慶一郎球団専務(55)が昇格することが19日、分かった。近く正式発表される。人事は11月1日付。南社長は球団顧問に退く。

 今回の球団社長交代は水面下で監督交代と同時に進められてきた。和田豊監督(53)の退任に動き出した9月から、和田監督との会談、金本氏への新監督要請など、重要局面には南社長とともに四藤専務が同席していた。この日の金本新監督就任会見でも、坂井信也オーナー(67)、南社長とともにひな壇に座った。

 金本新監督は要請受諾の理由の一つに「フロントも変わろうとする姿勢を示してくれた」と話し、球団社長交代まで踏み切った阪神の改革への真剣味を感じ取っていた。

 南社長は2007年6月29日、球団専務から昇格し社長に就任。岡田彰布、真弓明信、和田豊と3人の監督とともに9シーズン戦ったが、悲願の優勝は達成できなかった。阪急阪神ホールディングス(HD)株主総会で株主から低迷の監督責任を問われた際も「不成績は監督だけでなく、われわれフロントの責任でもある」と回答したこともあった。今季も「和田監督だけに責任を負わせる気はない」と、自ら身を退く覚悟を示していた。

 阪神第13代球団社長に就く四藤専務は1960年9月生まれ、大阪市出身。金沢大経済学部卒業後の84年4月、阪神電鉄入社。秘書部長、総務部勤務部長などを務め、09年4月、阪神球団へ出向で取締役。10年1月常務、12年1月専務。広報部長、総務部長、連盟担当などを務めた。 (内田 雅也)

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