メッツ“正義のヒーロー”で連勝 アニメキャラの異名持つ剛腕が好投

[ 2015年10月20日 05:30 ]

<メッツ・カブス>6回途中1失点と好投したメッツのシンダーガード(AP)

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦 メッツ4―1カブス

(10月18日 ニューヨーク)
 ナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦が18日(日本時間19日)に行われ、メッツが4―1でカブスに快勝し、2連勝とした。先発の新人ノア・シンダーガード投手(23)が6回途中1失点と力投し、打線もダニエル・マーフィー内野手(30)の4試合連発となる2ランなどで援護した。19日(同20日)はア・リーグ優勝決定シリーズの第3戦が行われる。

 メッツの若き剛腕シンダーガードが、カブス打線の前に仁王立ちした。5回まで1安打無失点。6回2死から同じ新人のブライアントに適時二塁打され救援を仰いだが、9三振を積み上げた。

 ドジャースとの地区シリーズ第5戦での救援登板から中2日での先発。「全く問題ないよ。朝起きた時から腕はいい感じだった」。前回連発した100マイル(約161キロ)は出なかったが、1メートル98の長身から99マイル(約159キロ)を何度も出した。相手先発は両リーグ最多22勝で今季サイ・ヤング賞候補のアリエッタ。堂々と投げ勝った。

 幼少時から体が大きく、ついた異名が「マイティ・ソー」。グラブには「ソー」の刺しゅうがされ、地元紙ニューズデーは「ソー・ハンマー」と人気アニメキャラクターの必殺技に好投を例えた。高校時代から98マイル(約158キロ)を投げ、昨春キャンプでは当時チームメートだった松坂(現ソフトバンク)が「次にブルペンで投げる時は隣にしないで」と投手コーチに申し入れたほど。ニューヒーローの迫力勝ちで、00年以来15年ぶりのワールドシリーズ進出へ大きく前進した。 (奥田秀樹通信員)

 ▼カブス、ジョー・マドン監督 先発のアリエッタは精彩を欠いていたが、しっかり粘ってくれたと思う。それ以上にシンダーガードを称えるべきだろう。

 ▽マイティ・ソー 米マーベル・コミック社の複数のアメコミに登場するスーパーヒーロー。北欧神話の神トールが由来で、ソー(Thor)は英語読み。舞台となるアスガード最強の怪力を誇り、マーベル作品群ではハルクと双璧をなすといわれる。剣やこん棒の他、魔法のハンマーを武器とする。11年には同名の実写映画も日米含め世界中で公開され、4億ドル(約476億円)を超える興収をあげた。

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