川上憲伸、浪人覚悟で現役続行「中日のテスト受けようかな」

[ 2015年10月20日 12:20 ]

中日退団と現役続行を表明し、記者会見する川上憲伸投手

 黄金時代を支えた元エースが竜のユニホームを脱ぐ。中日の川上憲伸投手(40)が20日、名古屋市内で正式に戦力外通告を受け、退団会見を行った。

 右肩痛に悩まされた今季は1、2軍ともに実戦登板なし。9月末に右肩のじん帯再建手術を受けたばかりで現在もリハビリ中ながら「率直に言うとまだ野球がしたい。野球少年でいたかった。限界に近いのは分かっているけど、限界超えてまでもやりたいなというのが本音」と現役続行を宣言した。

 メジャー挑戦を挟んで15年間プレーした中日には「日本ではドラゴンズでしかプレーしていないし、寂しい思いはあるけど、感謝の気持ちでいっぱい」としんみり。今後は、近所の公園などで個人的にリハビリや練習をする予定で「しっかりブルペンに入れるようになれたら、ドラゴンズのテストでも受けようかな」と笑顔で話した。

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