金本監督 “将来性最重視”で東北の高校生両腕獲りへ

[ 2015年10月20日 05:30 ]

仙台育英の佐藤世

 金本阪神のドラフト戦略は「将来性重視」だ。この日の就任会見では、22日に迫っているドラフト会議についても話題が言及。自身が温めていた腹案の一端を明かした。そのキーワードこそ「将来性」だ。

 「まだ(ドラフトに関しての)要望は出していません。本当に(監督就任が)急なことだったので。まあ要望と言うか、将来楽しみな、将来必ず4番を打てる、エースになれる、クローザーになれる、そういう選手を。まあまあの選手というのは、トレードとかで補える。とにかく中心となって、やっていける選手。そこを中心として、スカウトに言っていきたい」

 新指揮官は、21日のドラフト直前スカウト会議から参画予定。もちろん22日のドラフト会議にも出席する。チームはすでに県岐阜商・高橋純平投手、東海大相模・小笠原慎之介投手、明大・高山俊外野手をドラフト1位の筆頭候補にリストアップ。いずれを指名しても他球団との重複が予想されるが、「(クジは)引かないといけないかなと思っています。そういう責任ある立場になってしまったので」と競合も辞さない構えだ。

 ドラ1だけではない。2位以下でも将来性を重視する。阪神が秋田商・成田翔投手(3年)、仙台育英・佐藤世那投手(同)という、東北の2投手の指名を検討していることもこの日、分かった。成田は1メートル68と小柄だが、最速144キロの切れ味鋭い直球と、マウンド度胸が持ち味の左腕。佐藤も独特のアーム投法から最速146キロを誇り、2種類のフォークを投げ分ける実戦派右腕だ。ともにプロで戦う「武器」を持っており、将来性豊かな好素材。金本阪神は将来の主軸となりうる選手の獲得を優先する。

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