ヤマカミ初V 打線爆発12点、会社創業100周年に全国制覇

[ 2015年10月20日 05:30 ]

初出場で優勝を飾った東京都代表・ヤマカミ

スポニチ主催高松宮賜杯第59回全日本軟式野球大会2部最終日・決勝 ヤマカミ(東京)12―1新日本電工(徳島)

(10月19日 香川県営野球場ほか)
 準決勝、決勝が行われ、初出場同士の顔合わせとなった決勝はヤマカミ(東京)が新日本電工(徳島)を12―1で破り、初優勝を飾った。東京都勢の優勝は4年ぶり4回目。ヤマカミには高松宮賜杯と優勝メダル、スポーツニッポン杯が贈られた。

 ヤマカミが会社創業100周年の節目に悲願の全国優勝を達成した。大会を通じて好調な打線が決勝でも爆発。山上茂久監督は2巡目に入る打線に「直球を狙え」と指示。直後の3回に4番・進士の適時打などで4点を先制すると、5回には6本の長短打で7点を追加した。節目の年に向け5年前からチームを強化。5試合で3失点と攻撃だけではなく、投手を含めた守備を鍛えてきた成果が花開いた。「野球部は全社員の見本になるように指導している」と指揮官。表彰式での行進や所作の一つ一つに気高い王者の風格が漂った。

 ▼新日本電工・喜田崇史監督(指揮官自ら3日間5試合で36回1/3を投げ、敢闘賞を獲得)悔しい気持ちもあるが監督就任1年目で全国の決勝の舞台に立てただけで幸せ。来年に向けて頑張ります。

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