マートン、やっと能見を援護打「ゴメンナサイ、ノウミサン！」

＜神・広＞お立ち台でガッツポーズのマートンと能見

セ・リーグ 阪神５―２広島

（7月14日 甲子園）
　阪神は広島に快勝し勝率５割に復帰。先制打と犠飛で追加点を挙げたマートンと７回１失点で６勝目を挙げた能見がお立ち台に上がった。

　初回２死から３番福留と４番ゴメスが安打と四球でつないだ場面で先制打。「いいスイングだけしようと考えてた。（ヒットになり）イイデスネ」と得点シーンを振り返った。

　能見の登板試合でなかなか点が取れなかったが、ようやく援護できたマートンは「ゴメンナサイ、ノウミサン！」と能見に日本語で謝り、甲子園を埋めた虎ファンの笑いを誘っていた。

　能見は「初回と３回に点を取ってもらい、こっち主導でゲームを運ぶことができた」とマートンら野手の援護に感謝。２０日ぶりの白星となったが「勝った次の登板で負けることが多いので次もしっかりやりたい」と早くも次戦へ向けて気を引き締めていた。