ロ軍、第3戦へ本拠地で調整 意気込む青木「一気にいきたい」

[ 2014年10月13日 08:31 ]

打撃練習前に、打撃コーチ(左)と談笑するロイヤルズ・青木

 米大リーグ、ロイヤルズは13日(日本時間14日午前9時7分開始予定)にプレーオフ、ア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦をオリオールズと戦う。前日の12日は本拠地カンザスシティーで軽めの調整を行い、青木は打撃練習などに取り組んだ。

 敵地ボルティモアで2連勝してホームに戻った選手たちは余裕を漂わせながら汗を流した。2試合とも安打と得点を記録している青木は「一気にいきたい。できれば2連勝で」と、1985年以来となるワールドシリーズ進出に意欲を示す。

 第3戦の相手先発は元プロ野球中日の左腕チェン。ヤクルト時代にはクライマックスシリーズを含めて通算打率3割8分9厘と打ち込んでいるが「外角低めの制球、真っすぐの質がいい」とたたえながら分析した。

 チェンは記者会見で「チームの勝ち数は関係ない。自分の仕事は試合をつくること」と決意を口にした。

 ▼ロイヤルズ・ヨースト監督の話 シーズン序盤より投打とも飛躍的に向上している。ホームの広い球場でスピードを生かした外野守備がより生きてくる。ボルティモアの雰囲気も素晴らしかったが、ここの大観衆の情熱もすごい。

 ▼オリオールズ・ショーウォルター監督の話 ロイヤルズは自信と信頼関係があるチーム。ミスが許されない戦い。両チームとも一つのアウトを取るのが大変。(チェンは)ここまでいい投球をしてくれている。(共同)

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