野村監督 ラストゲーム飾れず「まさか1点も取れないとは…」

[ 2014年10月13日 05:30 ]

<神・広>2回1死一塁、小窪の中前打で、三塁を狙った一塁走者・梵(手前)がタッチアウトとなり、ぼう然となる野村監督(左から2人目)と緒方コーチ(中央)

セ・リーグCSファーストS第2戦 広島0―0阪神

(10月12日 甲子園)
 広島は最後まで本塁が遠かった。2試合連続無得点で、昨年2連勝したファーストステージでの敗退が決まった。今季限りでの辞任を表明していた野村監督は最後の試合に「まさか1点も取れないとは…」と開き直ったような笑顔を浮かべた。

 自身の采配には「悔いはない」と振り返った。チーム躍進の象徴である菊池―丸を本来の2、3番ではなく、前日に続き1、2番に据え、成長著しい2年目の鈴木誠を7番・右翼で先発起用。しかし、菊池と丸は2戦合計18打数1安打の大ブレーキで、鈴木誠は最大の好機だった7回1死満塁で三ゴロに倒れた。

 レギュラーシーズンでは9月以降、満塁機の成績が27打数5安打、打率.185。勝負どころの弱さを短期決戦で再び露呈してしまった。「課題は個々が打開するしかない」。選手には「心技体で力をつけてほしい」と伝えたという。

 5年間の集大成として臨んだCS。日本一を置き土産にチームを去ることはできなかった野村監督だが「戦えるチームづくりはできたと思う」と敗退の悔しさの中に、達成感もにじませた。

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