大和 守備で流れ呼ぶビッグプレー エンドラン刺した

[ 2014年10月13日 05:30 ]

<神・広>2回1死一塁、小窪の中前打を処理して、素早く三塁に送球して補殺を決める大和

セ・リーグCSファーストS第2戦 阪神0―0広島

(10月12日 甲子園)
 試合を締めくくった福原から、球団初のファーストS突破を決めた白球を受け取った阪神・和田監督は「1勝目以来だな」と、はにかんだ。監督として初勝利を挙げた12年3月31日・DeNA戦(京セラドーム)以来となる記念球の重みは、並大抵ではなかった。そこに込められた猛虎ナインの「思い」を、試合後の指揮官はグッと握りしめた。

 「守備の方は集中力があり、いいプレーがたくさん出た。申し分なかった」。守りきった。投手も野手も踏ん張り、初戦から2試合計21イニングを“シャットアウト”。この日の12イニングでも、随所に好プレーが飛び出した。

 「大和が大きかった。エンドランが掛かっているところで、あの送球。気合が入っていた」。2回、相手に傾きかけた流れを呼び戻すビッグプレーがあった。1死一塁から広島はヒットエンドランを敢行。打者・小窪の打球は中前へ。1死一、三塁になるのか…。誰もがそう思った。しかし中堅手・大和は打球を処理するや、即座に三塁目がけてダイレクト送球。「いいボールが行きました。(投手を助けられて)よかったです」。一塁走者・梵を刺し、先発・能見を救った。

 「外してもドンピシャじゃないと、アウトに出来ない。これ以上ないスローで刺してくれた」。11回にも好守が光った。1死一塁。打者・ロサリオへの3球目に一塁走者の菊池がスタートを切った。だが、抜かりはない。ベンチから「ウエスト」の指示を受けていた捕手・藤井が、ストライク送球で阻止。ピンチの芽を摘み取り、来日初の3イニング目に突入していた呉昇桓を支えた。

 打線は水もの。打てない時もある。ただ失点さえしなければ、負けることはない。ファイナルSを戦う東京ドームでも、その姿勢は変わらない。

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