敦賀気比2年生エース平沼 12失点降板で号泣…「一から出直しです」

[ 2014年8月24日 17:17 ]

<大阪桐蔭・敦賀気比>東監督(左)のもとで涙にくれる敦賀気比・平沼

第96回全国高校野球選手権大会準決勝 敦賀気比9―15大阪桐蔭

(8月24日 甲子園)
 敦賀気比は準々決勝まで32回を投げ4失点の2年生エース平沼が打ち込まれた。12失点で6回途中に降板し号泣。試合後は下を向いたままだったが、仲間に「ナイスピッチ。よくやった」と慰められると、ようやく顔を上げた。

 1回に奪った5点のリードを守れない。1点勝ち越した後の4回は2死三塁から同点打を許し、さらに四球、三塁打、本塁打と畳み掛けられた。「自分の実力不足。3年生に申し訳ない」とおえつを漏らし、一息つくと「今のままでは日本一になれない。一から出直しです」と再起を誓った。

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