大阪桐蔭、春夏制覇以来2年ぶり決勝進出!敦賀気比との壮絶な打ち合い制す

[ 2014年8月24日 15:52 ]

<大阪桐蔭・敦賀気比>2回裏大阪桐蔭2死一塁、峯本が中越えに同点2ランを放つ。投手平沼

第96回全国高校野球選手権大会準決勝 大阪桐蔭15―9敦賀気比

(8月24日 甲子園)
 第96回全国高校野球選手権大会第13日は24日、甲子園球場で準決勝2試合を行い、第2試合は両チーム合計5本塁打が飛び交う壮絶な打ち合いの末、3本塁打を含む12安打を放った大阪桐蔭(大阪)が2本塁打を含む15安打の敦賀気比(福井)を15―9で下し、藤浪(現阪神)、森(現西武)らを擁して春夏連覇を果たした2012年以来2年ぶりの決勝進出を決めた。

 初回に相手6番・御簗(おやな)の満塁本塁打などでいきなり5点を失った大阪桐蔭だったが、その裏、中村が中越えに準々決勝の高崎健康福祉大高崎(群馬)戦から2試合連続アーチとなる先頭打者本塁打を放って反撃開始。この回さらに森の右翼線への2点適時二塁打で2点差に詰め寄ると、2回には峯本の中越え2ランで5―5の同点に追いつき、試合を振り出しに戻した。

 3回には御簗の2打席連続本塁打で勝ち越しを許したが、4回には2死三塁から峯本の中前打ですかさず同点。さらに2死一、二塁から正随(しょうずい)の右中間への2点適時二塁打でついに逆転すると、さらに森が右翼ポール際に2ランを放って10―6と逆に4点をリード。

 5回には2点を返され2点差に詰め寄られたが、6回に連続四球と相手投手の連続暴投で得た無死一、三塁で香月が左中間に2点適時二塁打を放ち、さらに敵失でこの回3点目。13―8とリードを5点に広げた。そして、8回にも2点を加えて突き放した。

 三重(三重)―大阪桐蔭(大阪)の決勝戦は、25日午後1時から甲子園球場で行われる。

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