三重、初の決勝進出!三重県勢として59年ぶり!エース今井5安打完封

[ 2014年8月24日 12:34 ]

5安打完封で決勝進出を決め、ガッツポーズで喜ぶ三重・今井

第96回全国高校野球選手権大会準決勝 三重5―0日本文理

(8月24日 甲子園)
 第96回全国高校野球選手権大会第13日は24日、甲子園球場で準決勝2試合を行い、第1試合は2年連続12回目出場の三重(三重)が2年連続8回目出場の日本文理(新潟)を5―0で下し、初の決勝進出を果たした。三重県勢の決勝進出は1955年の四日市以来59年ぶりとなった。

 三重は初回、安打と犠打で築いた1死二塁から3番・宇都宮の左前打で先制し、4回には1死から連打で一、三塁としてから8番・中林がスクイズを決めて2点をリード。6回には2死走者なしから敵失、安打、四球で満塁とし、主将を務める1番・長野の左前適時打で2点を加え、8回には、途中から出場していた山井が左越えにソロ本塁打を放ってダメ押した。

 日本文理は準優勝した2009年以来5年ぶりの決勝進出を目指したが、三重の左腕エース今井に散発5安打に抑えられ、完封負け。初回、1死一、二塁とした先制のチャンスに4番・池田が併殺打に終わり、2点を追う6回1死二塁もあと1本が出ず、4点を追う7回の1死一塁も9番のエース飯塚が併殺打に終わった。

 三重の今井は9回を投げ、5安打4四球3奪三振で完封勝利を飾った。

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