中日 大竹一人に今季6敗目 03年阪神・井川以来11年ぶり

[ 2014年8月24日 05:30 ]

<巨・中>6回無死、高橋由(左手前)に中越えソロ本塁打を打たれ、ベンチで険しい表情の谷繁監督(中央)

セ・リーグ 中日1-4巨人

(8月23日 東京D)
 またしても大竹にやられた。中日は初回、ルナの左越え15号ソロで幸先よく先制しながら、終わってみれば3安打1得点。巨人移籍後初完投を許し、これで今季6敗目(1勝)となった。

 「6敗目でしょ。打撃内容は悪くないけど、いい当たりが正面をついたり、攻守で防がれたり。それでも何か原因はあるんでしょう」

 谷繁兼任監督も首をひねるしかない。中日が1シーズンで同じ投手に6敗したのは、03年の阪神・井川以来11年ぶり。決して完ぺきに抑え込まれているわけではないだけに歯がゆかった。

 ともに今季最多タイとなる5連敗、借金6で、3位の広島とは6・5ゲーム差。クライマックスシリーズ進出も苦しくなり、指揮官は「この状況を自分も含めて選手がどう感じ、どう考えてやっていくかですね。これからは」と必死で前を見据えた。

 ▼中日・山井(7回4失点で3敗目)きょうは内容どうこうよりも勝たなくてはいけない試合。

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2014年8月24日のニュース