選手のためなら…三重“ものまね”副部長 日本文理・飯塚を完コピ

[ 2014年8月24日 05:30 ]

日本文理・飯塚の投球フォームをまねる三重・小島副部長

第96回全国高校野球選手権準決勝 三重―日本文理

(8月24日 甲子園)
 ものまね副部長がいればマシン不要だ。準々決勝の沖縄尚学戦前に左脚を高く上げる「ライアン投法」の山城になりきって打撃投手を務めた三重の小島紳副部長が、今度は日本文理のエース、飯塚を完全コピー。

 「テークバックを小さくし、スライダーも小さく曲げてみたりした」と胸を張った。主将の長野が「あの練習で山城を打てた」と振り返るように、5回8失点でKO。今回も対策はバッチリ。主将は「飯塚投手はピンチでも落ち着いている。自分たちは長打を何本も打つタイプではないので、四球でも死球でもいいから塁を埋めたい」と思いをめぐらせた。

 ▼三重・中村好治監督 一戦一戦学習して、いい方向に向かっている。準々決勝よりいい試合ができるんじゃないか。(日本文理の)飯塚君はいい投手。対策をして臨みたい。

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2014年8月24日のニュース