黒田 トーリ元監督の永久欠番セレモニー祝う9勝目 松井氏も来場

[ 2014年8月24日 07:45 ]

ヤンキースのジョー・トーリ前監督(左から2人目)の背番号6を永久欠番とする記念式典に出席した松井秀喜氏(右から4人目)

ア・リーグ ヤンキース5―3ホワイトソックス

(8月23日 ニューヨーク)
 23日の試合前には、ワールドシリーズを4度制覇したジョー・トーリ元ヤンキース監督の背番号「6」の永久欠番セレモニーが盛大に行われた。

 2003年から5年間トーリ氏の下でプレーした“愛弟子”松井秀喜氏やデビッド・コーン氏、ティノ・マルティネス氏、アンディー・ペティート氏ら往年の名選手がズラリと姿を見せ、トーリ元監督を喜ばせた。

 トーリ氏は「ヤンキースのクラブハウスは品格があり、誰もが自己中心的な考えを捨てていた。特別な集団だった」と感無量の面持ちで話した。松井氏は「感謝の気持ちしかないです」と敬意を表した。

 トーリ氏は1996年にヤンキースの監督に就任し、12シーズンでワールドシリーズに6度進出。監督通算2326勝で、ことし殿堂入りした。

 ヤンキースの永久欠番はメジャーリーグでも最多の19人目(17番号)で、一桁で永久欠番でないのは、今季限りの引退を表明しているデレク・ジーターの「2」だけとなった。

 祝賀ムードの中、試合も先発の黒田が6回101球を投げ、5安打2四球2失点の好投で、9勝目を手にし、チームに3連勝をもたらした。

続きを表示

この記事のフォト

2014年8月24日のニュース