京葉銀行4強 鬼門ベスト8の壁突破

[ 2013年9月17日 06:00 ]

スポニチ主催天皇賜杯第68回全日本軟式野球大会第3日

(9月16日 島根県立浜山公園野球場ほか)
 2会場で準々決勝4試合が行われ、京葉銀行(千葉)が日立オートモティブシステムズ厚木事業所(神奈川)を下してベスト4に進出。和合病院(愛知西)は武内プレス工業(富山)を下して初の4強入りを決めた。またスリーボンド高分子(東京)、パイオニア(埼玉)も勝ち上がった。17日は準決勝2試合が行われる。

 京葉銀行は鬼門だったベスト8の壁を突破した。4回に3番・山崎の適時打などで2点を奪うと、先発・佐瀬が走者を出しながらも「捕手の兵藤を信頼して打者の低めを突いた」と粘りの投球で完封勝利。過去5度の優勝を誇る古豪も、昨年まで3年連続準々決勝で敗退していただけに、加藤秀行監督は「日頃から会社や職場の方に支えられて活動できている。目の前の一戦を一生懸命戦う」と感謝の気持ちを口にした。

 ≪西和合病院 継投はまった≫全員野球で初の4強入りを決めた。4回に野選などで2点を先制すると、6回には内野ゴロの間に加点。投げては3点のリードを山口直、松本光の継投で守り切った。「誰が出ても力を発揮できる層の厚さが自慢」と新田英貴監督の言葉通り、ここまでの4試合は状況に応じた積極的な継投、交代策が目立つ。「基本に忠実に普段通りの野球を」と指揮官は初の準決勝に向け、自然体で臨むことを強調した。

続きを表示

2013年9月17日のニュース