中日 来季監督有力候補に立浪氏!人気、選手実績とも抜群

[ 2013年9月17日 08:21 ]

3月、試合前の練習で高木監督(右)らと高橋周(左)を指導する立浪和義氏

 中日の来季監督の有力候補にOBの立浪和義氏(44=野球評論家)が挙がっていることが16日、分かった。高木守道監督(72)の今季限りの退任が決定している中日はこの日、DeNA戦(ナゴヤドーム)に敗れて自力でのクライマックスシリーズ進出が消滅。借金13で4位に低迷するチーム再建の切り札として、立浪氏の名前が浮上してきた。

 12年ぶりのBクラスの可能性が高まったチームを立て直すのに、これほどふさわしい人物はいない。中日一筋22年、地元での圧倒的な知名度と人気を誇り「ミスター・ドラゴンズ」とまで呼ばれた立浪氏が、次期監督候補に浮上した。

 2年契約が満了する高木監督の今季限りの退任は規定路線。球団側は今季途中からOBを中心とした後任探しに着手したが、本命視されてきたのが立浪氏だった。現役時代は球団記録の2480安打、プロ野球記録の487二塁打など数々の金字塔を打ち立て、チームの看板選手として活躍。2008年から引退までの2年間は打撃コーチを兼任し、人望や野球理論にも定評がある。

 さらに、今年3月のワールド・ベースボール・クラシックには侍ジャパンの打撃コーチとして参加。指導者としての実績も積み重ねた。テレビ解説などでナゴヤドームを訪れた時には、中日の若手選手に熱心にアドバイスを送る姿も見られ、チーム内外から待望論がささやかれてきた。

 一方、今季の中日は主力の高齢化やケガ人が続出したこともあり、01年以来のBクラスの危機。11年ぶりにホーム負け越しが決定し、集客面も苦戦している。「今の状況を考えると彼しかいないのでは」と球団関係者が話すように、人気抜群の立浪氏は営業面でもうってつけの人材だ。

 今後は現在リストアップしている複数の候補から球団幹部が絞り込みを行い白井文吾オーナーが最終決断を下す方向だが「オーナーの頭に立浪はある」と中日本社関係者。今月中にも新監督が決定する。

 ◆立浪 和義(たつなみ・かずよし)1969年(昭44)8月19日生まれ、大阪府出身の44歳。PL学園では主将として87年に甲子園春夏連覇。同年ドラフト1位で中日に入団した。08年から打撃コーチを兼任し、09年に現役引退。13年の第3回WBCで日本代表の打撃コーチを務めた。現役通算2586試合出場で歴代8位の2480安打。打率.285、171本塁打、1037打点。487二塁打はプロ野球記録。主なタイトルは新人王、ベストナイン2度、ゴールデングラブ5度。右投げ左打ち。

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