共同記者が写真偽装 プロ野球3試合の本塁打

[ 2013年9月17日 21:05 ]

 共同通信社は17日、昨年からことしにかけて、プロ野球の3試合で本塁打の写真と偽って同じ選手の別打席の写真3枚を配信していたと明らかにした。いずれも大阪支社編集局写真映像部の男性写真記者(28)が、本塁打の場面を撮影できず、取り繕うために偽装していた。共同通信社はこの記者のほかの写真について同様の偽装行為がないか調査する。

 3試合は、ことし7月14日の阪神―DeNA戦、昨年9月4日のオリックス―ロッテ戦、昨年5月19日の阪神―楽天戦。DeNAブランコ選手とロッテ根元俊一選手、楽天テレーロ選手が本塁打を打った写真として配信した。

 記者は社内調査に「本塁打を撮り逃したことが自分の失敗なので正直に言い出せず、ほかのコマから持ってきても分からないという甘い気持ちがあった」と話している。

 記者の写真データ整理に不自然な点があり、社内で今月8日から過去の配信写真を調査。データに残っていた撮影時刻が本塁打の時間と食い違うものが見つかり、別打席の写真を使った偽装が判明した。

 共同通信社の中屋祐司総務局長は「真実を伝えるべき報道機関として許されない行為で、おわびします。極めて重大に受け止めており、過去にさかのぼって調査します。関係者を厳正に処分し、再発防止策を講じます」との談話を発表した。

((了)(H)(05)130917 220326

 【編注】▽中屋祐司(なかや・ゆうじ)

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