長野痛恨トンネル…同点8回に自滅4失点

[ 2013年9月17日 06:00 ]

<広・巨>8回1死二塁キラが右前打を放ち、長野が打球を後逸、キラは三塁へ進む

セ・リーグ 巨人4-5広島

(9月16日 マツダ)
 完全に足踏みだ。5連勝して広島に乗り込んだ原巨人が同一カード3連敗。9回に3点を返し、なお2死二塁と攻めたがあと1点届かなかった。

 「なかなかうまく流れをつくれなかったというところですね」と原監督。敵地マツダスタジアムでの3連敗は昨年4月3~5日以来の屈辱だ。19歳の今村をプロ初先発させ、終盤まで1―1。だが8回に守備のミスから一気に崩れた。1死二塁でキラの右前打をチャージをかけた長野がまさかのトンネル。スタートが遅れた二塁走者に勝ち越しの生還を許すと、代わった4番手・高木京も3四球と乱れ、自滅した形でこの回4点を失った。

 長野は5回に一時同点の18号ソロを放っていた。だが、守備で足を引っ張る結果となり「外野手として一番やってはいけないこと。申し訳ない気持ちでいっぱいです」と猛省。原監督も「しっかり止めなければいけないプレーではありますね」と振り返った。優勝へのマジックは5のままで、最短Vは19日に延びた。独走でのリーグ連覇に向け、これ以上の足踏みは笑い話ではすまない。

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2013年9月17日のニュース