イチ孤軍奮闘2安打も大敗 ヤンキースPS出場危機

[ 2013年9月17日 06:00 ]

レッドソックス戦の9回に適時打を放つも完敗し、ベンチに引き揚げるヤンキースのイチローと、タッチで迎えるジーター

ア・リーグ ヤンキース2―9レッドソックス

(9月15日 ボストン)
 ヤンキースのポストシーズン出場に黄信号が点灯した。15日(日本時間16日)のレッドソックス戦に2―9で大敗。首位レ軍に12・5ゲーム差に引き離され、地区3連覇の可能性が完全消滅し、2チームが出場できるワイルドカードも、現在2位に3ゲーム差の5位と厳しい状況に立たされた。イチロー外野手(39)はレ軍戦に「7番・右翼」で先発し、4打数2安打1打点だった。

 試合後、イチローはロッカーに左手をかけたまま下を向いていた。地区優勝の可能性が完全消滅し、ワイルドカード争いも3ゲーム差に5チームがひしめきあう大混戦。厳しい現状を問われたイチローは「知っています」とだけ答えた。

 レ軍との今季最終戦はお粗末な展開になった。投手陣が早々に崩壊し、名手イチローにまで守備のミスが出た。4点を追う6回、ボガーツの右中間寄りの飛球にスタートが遅れると、まるで打球を見失ったような動きで二塁打に。2失点につながるプレーに、本人は「説明がいりますか」と厳しい表情を浮かべた。

 これで宿敵レ軍との今季対戦は6勝13敗で終了。73年の4勝14敗に次いでワースト2位となる負け越しで、40年来の屈辱となった。しかもロドリゲスが右足ふくらはぎを痛め途中交代。今後の出場は不透明で戦力ダウンは否めない。そんな中で唯一の好材料はイチローの打撃だった。7回に17打席ぶりに中前打を放つと、9回には左前適時打。残り12試合だが、ジョー・ジラルディ監督は「厳しい状況はうちだけではない。まだチャンスはある」と必死に前を向いた。

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