藤浪 CS第3戦先発有力!セ高卒新人初の大役へ

[ 2013年9月17日 10:59 ]

藤浪は台風18号の影響で、疲れ切った表情で午後9時過ぎに広島に到着する

 短期決戦も頼れる背番号19にお任せだ。阪神・藤浪晋太郎投手(19)が16日、高卒新人ではセ・リーグ初となるCSの先発マウンドへ向け、強い意欲を示した。

 「(CSで先発したいという気持ちは)もちろん、あります」

 短いフレーズに力を込めた。前回登板の14日・ヤクルト戦(神宮)では8回途中2失点で6敗目を喫したものの、目下、11勝のメッセンジャーに次いでチーム2位の勝ち星となる10勝を挙げている。CSファーストステージは3試合制で1、2戦目は能見、メッセンジャーの起用が濃厚。そして1勝1敗となった場合には現状、藤浪かスタンリッジの2択となる。成績、勢いを判断材料とすれば、藤浪の抜てきが有力だ。

 「負けたら、その時点でシーズンが終わる、というゲームというのは、なかなかない。そういう試合で(出番が)回ってくれば、それを力に変えたい。チームの命運がかかった試合になっても、しっかりと投げたい」

 大阪桐蔭3年時には甲子園大会で春夏連覇を達成。1年秋、2年夏はあと1勝で聖地切符という試合でともに敗れ、2年時までは「勝負どころで勝てない投手」というレッテルまで貼られた。その悔しさを糧に高校最後の1年で大きく成長。大一番で勝ちきる勝負強さを手にした。プロ入り後も楽天・田中、広島・前田健ら名だたる投手たちとの投げ合いから、その投球姿勢を学び、さらなる進化を遂げた。短期決戦で必要不可欠な要素を、すでに兼ね備える。

 「CSのためというわけではないですが、残りの登板をしっかり投げたい。何試合になるかは分かりませんが、任されたマウンドでしっかり投げたい」。レギュラーシーズン残り試合の重要性も認識している。あと3試合の先発が濃厚。目下、シーズン規定投球回まで20回1/3としており、「自分の活躍が占める部分の割合が大きい試合を増やしたい。長いイニングを投げるとか」と意気込む。ローテーション投手の「ノルマ」をクリアし、堂々とCSの先発を担う。

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2013年9月17日のニュース