立ち位置40センチ前に…実った金城瞬時の賭け

[ 2013年9月17日 06:00 ]

<中・横>7回無死満塁、金城は2点適時投強襲打

セ・リーグ DeNA3-2中日

(9月16日 ナゴヤD)
 瞬時の賭けだった。1点を追う7回無死満塁。DeNAの金城は浅尾のフォークを2球連続で空振りした。ここで打席内での立ち位置を変更した。投手寄りに40センチも前に出た。

 「2球打ちにいって、フォークの軌道が(イメージ)できていた。ただ凄い切れでこのままでは難しい。前に出て当てることだけ考えた」。3球目。狙い通りにフォークがきた。外角低めに落ちる寸前を捉えた。打球は浅尾のグラブをはじき、右翼を転がる間に2者が生還。「間合いがうまくはまった」と振り返った。

 立ち位置を40センチも前にすれば、投手との距離感も近くなる。浅尾が決め球に直球を選択すれば、さらに速く感じ、空振りする可能性が高い。金城も「(捕手の)谷繁さんが(フォーク以外の球種を)考えるかなと思った。でも全部の球種がレベルの高い投手だから」という。リスクを覚悟した上で、2球連続で空振りしたフォーク一本に絞った。浅尾には通算21打数9安打、打率・429。相性がいい理由は卓越したミート力だけではない。ベテランの創意工夫が生んだ逆転打だった。

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