過去のポスティングトラブル　岩隈は交渉打ち切り、中島は控え扱い

　≪過去のポスティングトラブル≫

　☆岩隈久志（楽天）１０年１１月　アスレチックスが１９１０万ドル（約１５億８５３０万円）で交渉権を落札したが、初回の交渉でこの年の年俸が３億円にもかかわらず、４年総額１５００万ドル（約１２億４５００万円）の低い金額を提示。岩隈側が拒否すると、一方的に交渉を打ち切られた。

　☆中島裕之（西武）１１年１２月　ヤンキースが２５０万ドル（約１億９５００万円）で交渉権を落札も１年契約で年俸８０万ドル（約６１６０万円）と控え扱い。１年契約満了後のＦＡを認められず、６年間の保有権を主張され破談。

　☆青木宣親（ヤクルト）１１年１２月～１２年１月　ブルワーズが２５０万ドル（約１億９２５０万円）で交渉権を獲得も、本格交渉前に米アリゾナ州で力量を見定める公開練習を求められた。１月の交渉期限ぎりぎりに２年契約で合意。基本年俸は前年年俸の約３分の１となる１５０万ドル（約１億１５５０万円）。