楽天 高校生大型遊撃手獲り 稼頭央の後継者に期待

[ 2013年9月3日 06:00 ]

<メキシコ・日本>2回1死、ポンセの打球を処理する渡辺(左)

 楽天が「ポスト松井」として今秋ドラフトの上位指名候補に、東海大甲府の渡辺諒内野手(18)をリストアップしていることが2日、明らかになった。

 渡辺は現在、台湾で開催中の18Uワールドカップに高校日本代表として出場している大型遊撃手。球団関係者は「将来の遊撃手はドラフトのテーマのひとつ」とリストアップした理由を説明した。

 チームの主将でもある松井は、遊撃の不動のレギュラーだが、10月で38歳になる。西田、三好ら期待される若手内野手が伸び悩んでいる状況もあり、高校生ながら走攻守に優れ、今夏の山梨大会では投手として球速146キロもマークするなど、抜群の身体能力を誇る渡辺は球団内でも高い評価を受けている。

 過去8シーズンで7度もBクラスだったチームが今季は首位を快走中。8月28日に点灯させた優勝マジックは1日に消滅したが、依然として2位・ロッテとは3・5ゲーム差で優位に立つ。フロントが目指しているのは球団10周年の来季以降も常に優勝争いができる常勝軍団の結成。常々、星野監督も「強いチームはセンターラインがしっかりしている」と捕手、二塁手とともに遊撃手の重要性を強調している。

 上位指名候補には桐光学園の松井、JR東日本の吉田ら即戦力投手も名を連ねているものの、5年後、10年後を見据えた場合に松井の後継者探しは急務だ。球団は、今後も渡辺を密着マークしていく。

 ◆渡辺 諒(わたなべ・りょう)1995年(平7)4月30日、茨城県生まれの18歳。小1から土浦サニーズで野球を始める。土浦三中では竜ケ崎リトルシニアに所属し、3年時に全国大会出場。東海大甲府では1年春からベンチ入りし、同年夏からレギュラー。2年夏に出場した甲子園では、1番打者として4強入りに貢献した。遠投103メートル、50メートルは6秒1。1メートル78、75キロ。右投げ右打ち。 

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