バレ 四球攻めイライラ問題なし 小川監督が“解説”

[ 2013年9月3日 06:00 ]

富山へ向け移動するバレンティン

 ヤクルトのバレンティンが真っ向勝負を歓迎した。富山空港には黒いスーツに黒のサングラスというこわもて風なファッションで降り立ち「内海さんや巨人の投手陣も勝負したい気持ちはあるだろう」と相手の闘争本能を呼び覚ますような発言で真っ向勝負を呼びかけた。

 さらに「勝負してくれればチームのために結果を出したいし、そういう自信はある」ときっぱり言い放った。

 今季の対左投手の打率は、対右投手の・321を大幅に上回る・431。しかし、3日に先発する内海とは、9打数1安打の打率・111、0本塁打、3四球と苦戦を強いられている。さらに前カードのDeNAとの3連戦(神宮)では6四球。「勝負をしてもらえないのは自分ではコントロールできない」と話す。だが、小川監督は「打率でもトップを争っているし、無理に打ちにいかないと思う。それはいいモチベーションになっている」とボール球を追いかけないことは本塁打を狙う上でもプラスに働くと分析した。

 残り28試合で4本。内海をはじめとする巨人の強力投手陣を打ち砕いて一気にプロ野球記録更新を狙う。

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