中田 早期復帰へ動いた グリップ細い“ローズ・バット”発注

[ 2013年9月3日 14:07 ]

中田のバットのグリップ

 左手を骨折してリハビリ中の日本ハム・中田翔内野手(24)に、早期復帰への秘密兵器が届く。打撃時に患部へ負担がかからないようにグリップ部分を細く削ったバットで、メジャー最多の4256安打を放ったピート・ローズが使用していたタイプのものだ。チームは残り29試合で借金5と苦しんでいる。中田がニューバットを手に復帰を急ぐ。

 1日でも早く戦列に復帰したい。その思いを実現させるために、中田は動いた。ミズノ社と相談して行き着いたのが、グリップ部分が細く削られたバットだった。

 「復帰してから使うバットはグリップがない状態。簡単に言えばそうだね。短く持つような感じで。少しでも患部の負担を減らしながらやっていきたいので」

 中田は、8月21日の楽天戦(Kスタ宮城)で左手に死球を受けて「左第5中手骨の亀裂骨折」で全治4週間と診断された。患部は3週間固定されるため、千葉・鎌ケ谷でのリハビリも動きが制限されている。

 今月10日前後に予定している再検査次第で、ようやくバットが振れる状態になるが、もともと中田の打撃フォームはバットのグリップエンド部分に小指をかけるもの。それでは打撃時の衝撃がそのまま患部に伝わってしまい回復に遅れが出る可能性がある。グリップ部分をゴルフクラブのように細く削って衝撃を分散させれば、患部への影響を最小限に抑えながら打撃練習にも臨める。

 メジャー最多安打男のピート・ローズが使用していたものと同型で、ソフトバンク・内川も一時使用していた。ただ、特異な形状のため現在の日本球界で使用している選手はいないという。すでにミズノ社の担当者が試作品を持って中田と最終打ち合わせ済み。早ければ、4日にも中田の元に数本が届けられる。

 不動の4番が抜けたチームは得点力不足に苦しみ、現在も3連敗中。CS圏内の3位・ソフトバンクまでは5ゲーム差ある。「使い始め?まだ振っていい許可が出ていないので。患部の固定が取れてから」と中田。主砲は早期復帰のためなら何でもする。

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