内海 杉内級の契約内容をベースに 大幅年俸アップは確実

[ 2012年11月13日 07:44 ]

巨人は2年連続最多勝を獲得した内海に4年14億円の大型契約を提示する

 今季、国内フリーエージェント(FA)権を取得した巨人・内海哲也投手(30)が12日、都内で原沢敦球団代表兼ゼネラルマネジャー(GM=56)と残留交渉を行った。

 球団は2年連続最多勝を獲得し、3年ぶりの日本一奪回に貢献した左腕を高く評価。昨年、FAで獲得した杉内俊哉投手(32)に匹敵する4年14億円の大型契約を用意し今後、正式に提示する。

 モデルとなるのが同じ左腕の杉内だ。球団は昨年ソフトバンクからFA移籍した杉内に契約金を含めた4年の複数年、総額20億円を用意。今季年俸は3億5000万円だった。昨年18勝を挙げ自身初の最多勝を獲得した内海は昨オフ、年俸1億2000万円から1億円アップの2億2000万円で契約更改。今季は2年連続最多勝のタイトルに加え、日本シリーズでも2勝を挙げてMVPを獲得した。杉内と同じ年俸3億5000万円程度までの大幅増は確実だ。

 球団関係者は「4年か、3年プラス1年あたりの複数年になるのが妥当」と話しており、杉内級の契約内容をベースに今後正式に条件提示を行い、交渉を詰めていく。

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2012年11月13日のニュース