大谷 悩み抜き渡米決意 会見終盤にようやく笑顔

[ 2012年10月21日 22:02 ]

記者会見で笑顔を見せる花巻東高の大谷翔平投手。右は父徹さん

花巻東・大谷が米大リーグ挑戦表明

 「米国でプレーしたい」。今夏の全国高校野球選手権岩手大会で球速160キロをマークした大型右腕で、進路が注目されていた岩手・花巻東高の大谷翔平投手(18)は21日、同校で記者会見し、夢だったという米大リーグに挑戦する決意を明らかにした。

 制服姿の大谷投手は約60人の報道陣の前に、父徹さん(50)とともに登場。「こんにちは」と元気よくあいさつしたが表情は硬く、緊張をほぐすように肩を2、3度上下させ、会見が始まった。

 質問者を真っすぐ見つめ、よどみなく答える様子から、悩み抜いた末の決断だったことがうかがえた。20分に及んだ会見の終盤で、ほっとしたかとの問いに「はい」と答え、ようやく少し笑顔を見せた。

 徹さんは不安が少ないという理由で日本でのプレーを勧めたこともあったという。しかし、息子の決断を全面的に支持。「最後は本人の意思。お客さんを楽しませる選手になってほしい」とエールを送った。

 住民や花巻東高の生徒ら約40人も記者会見を遠巻きに見守った。大谷投手の試合を見に行ったという同校1年の高橋明日香さん(16)は「すごいですね。日本で投げる姿も見たかったけど。応援します」とうれしそうに話した。

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2012年10月21日のニュース