日本ハム　日本一でメジャー流シャンパンファイトだ

　ＣＳファイナルステージを３連勝で勝ち抜いた日本ハムが、日本シリーズで優勝した際はメジャー流の「シャンパンファイト」を計画していることが２０日、分かった。

　３年ぶりのリーグ優勝を決めた２日の祝勝会はビール１５００本で祝ったが、球団関係者は「日本一の時はビールではなく、メジャーのようにスパークリングワインを用意して喜びを分かち合いたい」と話した。日本球界では優勝した際にビールかけを行うのが慣例だが、９７年にリーグ優勝したヤクルトが初めてスパークリングワインだけによるシャンパンファイトを敢行。００年の巨人も行ったが、パ・リーグでは初の試みとなる。

　さらに、球団ではその歓喜の祝宴をファンが見つめる札幌ドームのグラウンド上で行うプランも検討中だ。今年の日本シリーズはセ・リーグの本拠地からスタート。そのため、札幌ドームでシャンパンファイトを行うには、４連勝か４勝１敗の場合に限定されるが、６年ぶりの日本一をグラウンド上で祝う計画だ。

　リーグ優勝の際は、試合がなかった札幌ドームのスタンド、グラウンドを開放。間近で栗山監督らの胴上げを見るという異例のファンサービスを行った。今回も「１年間応援してくださったファンの方々も一緒に喜んでいただきたい」という球団側の思いを選手側も承諾し、異例の公開シャンパンファイトが実施される。