危機感募る日本球界 ロッテ、ソフトバンクなど1位候補見直しも

[ 2012年10月21日 20:37 ]

花巻東・大谷 メジャー挑戦を表明

 ドラフト1位の有力候補だった大谷が米大リーグ挑戦を表明した。2008年の田沢以来となるアマのトップ選手の流出。候補に挙げていた球団は対応を迫られ、日本球界は危機感を募らせる。

 ロッテの林球団運営本部長は「本人の意向は尊重したい。国内でやりたいなら候補だったが、かき回すことはしない」と言い、西武の奥薗編成部長も「残念としか言いようがない」と指名を断念する方針を示した。ソフトバンクの石渡編成・育成部長は「練り直しというか真っ白な状態」と話し、戦略を見つめ直して協議する。

 巨人の桃井球団社長は「空洞化していく危険性は感じる。今のルールが機能しているのか、米国を目指す人たちに対して、日本のプロ野球がどう訴えていくのか議論するきっかけにすべきだ」と改革を訴える。日本の球団に比べて、米球団のスカウト活動には制約が少なく、中日の中田スカウト部長は「事前の調査で格差ができている」と不満を漏らす。

 楽天の星野監督は、現行の指名拒否選手への契約制限をより厳しくするべきだと主張する。大学生・社会人は2年間、高校生とは3年間契約しないとしているが「短いし、甘い。相当の覚悟がないと行けないようにしないと。それでも行くと言う選手は結果を出そうと必死になるはず」と話した。

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