兵庫・坪内快投「最初から全力」前期開幕戦の雪辱果たした

[ 2012年9月5日 11:45 ]

5回1失点で今季初勝利をあげた兵庫・坪内

 日本女子プロ野球リーグは4日、皇子山野球場で後期の1試合を行い、兵庫が大阪を9-1で下し、後期開幕4連勝を飾った。

 半年ぶりの先発マウンドで完ぺきなリベンジを果たした。後期開幕3連勝と波に乗る兵庫の先発に指名されたのは、前期開幕戦以来、先発登板機会のなかった坪内だった。

 前期3月26日の開幕戦では、京都相手に3回6失点でKO降板。京都初優勝の勢いをつけた一人でもあった。「あの時はボロボロにやられて、きょうもまたあの日のことが頭をよぎりました。挽回しようと最初から全力で行きました」。嫌でも押し掛かってくるプレッシャーを避けるために、自ら先発ではなく、中継ぎでマウンドに向かっていると言い聞かせた。

 初回は三者凡退と上々の立ち上がりを見せたが、2回になると突然、制球を乱して3者連続四死球で満塁のピンチを背負った。「自分でもパニックになりました。ただ、うちは7点もリードしていたし、れ以上悪いことはないだろうと開き直りました」と味方の好守備にも助けられ、1失点で乗り切った。それ以降、落ち着きを取り戻した坪内は、3イニング連続で三者凡退と大阪打線をキリキリ舞いさせた。

 悔しい思いをした前期開幕戦から、先発の役割を遠ざけられていた。秀でた打撃センスを生かすため打者に専念したが、その間もピッチングのことを忘れる日はなかった。試合での中継ぎ、シート打撃練習での登板など、すべての投球機会を先発としての意識で投げ続けた。

 「チームはいい雰囲気です。全員野球で優勝に向かっています」。自らも2安打するなど、打線は二桁安打で圧勝。後期開幕4連勝と総合3連覇に最高のスタートを切った。

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