星野監督 執念の非情采配!長谷部を勝利目前で交代

[ 2011年9月5日 06:00 ]

<ロ・楽>投打がかみ合い3位を死守した楽天ナインは笑顔を見せる

パ・リーグ 楽天6-3ロッテ

(9月4日 QVC)
 目元に愛情を忍ばせながら、楽天の星野監督のタクトは1試合も落とせない厳しさを漂わせた。

 「長谷部に勝たせてやりたかったけどな。シーズン初めならそのまま投げさせたけど」。リードを4点差に広げた直後の5回だ。4回まで2安打無失点無四球とほぼ完璧だった長谷部が突如乱れる。先頭から四球、安打、四球で無死満塁のピンチを招いたが、スコアは依然4―0。それでも指揮官は今季初勝利目前の左腕に降板を告げた。

 急仕上げだった2番手・山村は3点を返されたが、1点リードでこらえた。6回以降は小山―青山―ラズナーの必勝リレーで逃げ切った。今季3度目の同一カード3連勝でロッテ戦3年連続の勝ち越しを決め、借金は1となった。

 日本代表を率いた07年北京五輪アジア予選ではアマからただ一人、当時愛知工大4年の長谷部を招集。監督就任後の練習初視察でも「長谷部を本来の姿に戻したい」と第一声を発した。期待は高いが今は育成よりも、目の前にCS争いがある。6日からは本拠地に戻り、7連勝でゲーム差なしの4位につけるオリックスとの3連戦。5月6日以来4カ月ぶりの勝率5割復帰を懸け、闘将が鬼となる。

 ▼楽天・長谷部(5回に乱れて4回0/3を3安打3失点)四球がいけなかった。(初勝利へ)変な気持ちが湧いたんでしょう。もったいなかったです。

 ▼楽天・佐藤投手コーチ(長谷部について)5回表に3点取ってもらって勝てるんじゃないかと気持ちで引いてしまった。

 ▼楽天・田淵ヘッドコーチ(終盤の追加点について)後半の1点は、倍くらいの重みがある。

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